墨田区のファクトリーの心意気が生み出す「IKIJI」 ぱっと見は、ごく普通のポロシャツですが、目を引くのはワンポイントに使われた「面の皮梅(つらのかわうめ)」です。梅の花とおたふくを掛け合わせたこの図案は、山東京伝が描いたもの。山東京伝といえば、寛政期(1789年から1801年)頃に活躍した、黄表紙や洒落本の戯作者として知られています。京伝は作家であると同時に、イラストレーターでもありました。そのイラストレーターとして彼が残したのが面の皮梅です。これは、尾形光琳の「光琳梅」をベースに、花弁を4枚にして目鼻を書き入れた洒落っ気溢れるもの。贅沢を禁じた寛政の改革を皮肉ったかどで処罰を受けたという山東京伝らしい、江戸っ子の粋が表現されているのです。 ポロシャツのディテールに目を転じると、そこには江戸から続く職人魂がそこここに込められています。形はオーソドックスな二つボタンのポロシャツです。 精巧が作るこのポロシャツのいちばんの自慢は、その着心地です。同社は「肩で着る」技術の蓄積によって、より美しいシルエットを作り出すことに成功しました。 チャーリーが大切にしている価値観である、「伝統と革新」。そして日本の職人技へのリスペクトが込められた「IKIJI」のポロシャツは、白、ネイビー、赤の3色展開です。
面の皮海 ポロシャツ 白 面の皮海 ポロシャツ 紺 面の皮海 ポロシャツ 紅緋
「IKIJI」とは、墨田区のアパレルファクトリーが共同で開発した新しいブランドです。ニット、シャツ、革小物など、それぞれの製品に絶対の自信を持つ各社が「ものづくりの街・墨田」の心意気にかけて新しい魅力を生み出しました。
「IKIJI」とは、江戸の「粋」を継承するという意味であり、積極的な気持ちを表す「意気」でもあります。さらには職人たちの誇りをかけた意地という意味も込められているのです。
今回紹介するポロシャツは、カットソー専業工場として1950年からものづくりを続ける精巧株式会社の製品。
「面の皮海」のワンポイントに込められた意味は
墨田区両国の回向院にお墓がある、山東京伝ゆかりの図案である「面の皮梅」を使用する「IKIJI」は、現代の粋人たちに向けたプロダクトであることがおわかりいただけると思います。
見た目は普通。着ると美しいシルエットの秘密とは
ところが、よく見ると第一ボタンにも面の皮梅が使われています。
また、前立ての重なりを工夫することによって胸元をすっきりとさせ、襟もきちんと立つような縫製にしています。それによってカジュアルウエアのポロシャツでありながら、上品な仕上がりになりました。
ポロシャツのイージーさは捨てがたいけれど、どうしてもだらしなく見えてしまうのがイヤ、と敬遠している人にこそ、ぜひ着ていただきたい1枚です。
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PRICE: ¥10,260 (税込)
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