京都で出会った、6人の挑戦。

京都で出会った、6人の挑戦。

「人生の目的は、目的ある人生をおくることである。」
 
米国のチェスプレイヤー、ロバート・バートンの残した有名な言葉です。
 
根無し草のように世界中を旅する僕にとっては、旅こそが人生の目的であり、「旅の目的は?」と問われれば、「人生の目的を果たすため」と答えるでしょう。
 
そんな旅の途中に出会った、6人の青年。彼らは、それぞれが京都に息づく伝統工芸を生業とする後継者たちでした。

僕が興味を持ったのは、彼らがただ伝統を受け継ぐだけでなく、
トラディショナルな技術を自身の個性と感性で、まったく新しい価値へと進化させていること。僕が想像していた「日本の職人」とは、異質な何かを備えていたのです。
 
それは恐らく、彼らが、生まれ落ちた運命と未来に挑む戦いであり、その熱狂こそが、次なる「伝統」を生みだすことを予感させる、興味深い物語でもあります。
 
ここ京都で生まれ育った、6人の青年たちが挑む、6つの人生。
彼らの旅の目的を少しだけ垣間見ることができるかもしれません。

今回、それぞれの旅の拠点となっている京都で、彼らの挑戦をみなさんに紹介する特別な空間を設えました。次なる伝統を紡ぎ出す新しい「職人」たちに、是非出会ってください。

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六人展。
~チャーリーが京都で出会った、ある六人の挑戦~

小菅達之(公長齋小菅)
八木隆裕(開化堂)
細尾真孝(細尾)
松林佑典(朝日焼)
中川周士(中川木工芸)
辻徹(金網つじ)

10月21日(水)〜10月27日(火)
10:00〜20:00
ジェイアール京都伊勢丹 2F

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