「ハンガーは、服が掛かればどんなものでもいい」そんな風に思ってはいませんか? 一見したときのこのインパクト。誰もが一瞬、その異質な形に目を奪われてしまうはず。ギターとハンガーという、誰も思いつかないコラボレーションを実現させたのは、アパレルブランド・Cherry Sunburstのデザイナー 島田芳直さん。“ひねりの利いたディティール”と“確実なる進化を遂げた完成度”を普遍的なアイテムに落とし込むことを得意とする島田さんならではのアイデアに感銘を受けて…例のごとく僕がわがままを言って、ブランドの展示会やディスプレイのためだけに創っているというものをCHALIE VICEのために特別に用意してもらえることになりました。
特筆すべきは、その形状のインパクトに負けないハンガーとしての機能性。人体の厚みや曲線に近づけて創られるそのパーツは、ハンガーとしての機能を十分すぎるほどに果たします。島田さん自身が「ジャケットを綺麗に掛けられるように」とこだわり抜き、職人がブナの木材を手作業で削りだす贅沢なものです。 【CHALIE VICE × Cherry Sunburst】GUITER HANGER
実際のところ衣服は、着ている時間よりもハンガーとともにある時間の方が長いのです。その意味で、ハンガーは身につける僕らよりも衣服と親しい関係に有ると言えます。僕が出会った個性的なハンガーは、そのもの以上の価値と十分な機能性を備えながら、クロゼットに新たな印象とストーリーを与えてくれる素晴らしいものでした。
ハンガーとギター…出会うはずのないもの同士が生み出すインパクト
そして、このアイテムの要とも言えるギターヘッドは、島田さん自身が巡り会ったUSEDのギターを再利用しているのだそう。「ギターとの出会いが全てだから、ひとつとして同じものがないんだ」と語る島田さんの話を聞くと、まさに一期一会のこのアイテムに出会えたことが嬉しくなってきます。
このハンガーに掛けられる衣服は幸福なはず…。衣服としてしっかりと保存されながら、かつては音を奏でたギターの一部とともに今にも唄いだしそうな存在感をもってクロゼットを彩ることが出来るのだから。僕のサロンに飾ってある現物を、是非ご覧ください。そして…あなたのクロゼットの仲間に加えてみませんか?
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