前回の打ち合わせから一ヶ月半。
HITMAN & Co.の加藤さんから、「スーツスタイルに似合うゴルフクラブケース」のサンプルがイタリアから到着したと連絡をもらい、彼のオフィスへ駆けつけました。
そこにあったのは、前回とは印象の違う幾何学模様のケース。前回と同じ、一流メゾンでも使われる高密度ナイロン素材と、上品な光沢感の有るヌメ革が魅力的です。
サンプルを囲んで、ゴルフを愛するからこそこだわりたいポイントを話していると、加藤さんはおもむろに、電話を手にしました。その相手は、Roberta Pieri(ロベルタ・ピエリ)デザイナーのマウリッツィオ氏。ゴルフクラブケースのデザインを手がけているマウリッツィオに、直接僕らのこだわりを話し始めました。加藤さんと僕が話し合ったポイントは3つです。
▲フロントのアウトポケットの配置。肩にかけた時に開閉しやすいよう、
縦位置ではなく横位置に2カ所に
▲颯爽と肩にかけて歩けるよう、ずり落ちやすかったショルダー部分に肩当てを
▲内側に、ゴルフをしている最中に保管したいアクセサリーやカード類を保管できるポケットを
そして、肝心のデザインについて。小ぶりで繊細な幾何学模様は、スーツスタイルにも意外と合うけれど…モノトーンだったらもっと素敵になるはず、というのが僕の意見でした。これには加藤さんもマウリッツィオも賛同してくれ、早速最終的なサンプルづくりに取りかかることに。彼らのスピード感と勘の良さに驚きながら、同じ思いを持てることに感動してしまいました。
いよいよ、完成に近づいている加藤さんと僕のWISH。近いうちに、みなさんにもお披露目できるはずです。
Chalie Vice